愛犬の病

 暦の上ではもう春ですね。それを感じさせられるように陽射しは春らしくなり、陽あたりのよい場所では梅や桜もちらほらとと咲き始めています。
 春の訪れとともに、2歳半を過ぎた娘達のお世話も、お天馬は変わりないですが、少しずつ楽になってきました。
 そんな少し安堵した気持ちでいた矢先のこと。
愛犬がメラノーマを患っていることがわかりました。
 今振り返ると 数ヶ月前から お散歩でも歩きたがらず、日中もよく眠るようになってきたな。と。でも もう9歳なので それも仕方ないのかな。…と。
 
 愛犬のメラノーマは 左奥の上顎に出来ていて なかなかわかりにくい場所で、2ヶ月前に 歯磨きの時に見つかったのですが、獣医さんのお話では かなり深刻な状況で。すぐに決断しないと取り返しがつかなくなる可能性が高いので、経過観察する時間はなく手術で患部をとるなどの決断を迫られました。患部を切除すると言っても上顎を削るなど大掛かりなものでした。
 もし手術しなければ進行は早く ただただ痛いだけなので その時は 安楽死。。。と。
 頭が真っ白になりました。
 率直に。どちらも嫌だ。
その気持ちでいっぱいで涙が止まりませんでした。
 そのまま、一度考えます。と帰宅し。悩みに悩みましたが、大掛かりな手術をしても再発の可能性もあるメラノーマなので、怖くて痛い思いをさせるなら 漢方で出来る限りのことをして 出来る限り 生きて欲しい。と。
 その日から、紅豆杉や免疫力を高める漢方。酵素に 手作りのご飯、いつか動けなくなる前に 楽しい時間を過ごさせてあげたいと 少しでも公園へ出かけるようにしました。
 1ヶ月後の検診では、驚くほど進行が遅いと 獣医さんにも驚ろかれました。
 それからもずっとその生活を続けていますが、まだ患部はそれほど大きくならず食事もたくさん食べれいますし、お散歩もとても楽しそうに歩いてくれます。
 
 一年前に他界した、トイプードルも癌を患いながらも 19歳まで生きてくれました。
 それでも 今も、もっとしてあげられた事があったようで。悔やんでも悔やんでも悲しみは残っていて。
 その子にしてあげたかった事、私の考えられる出来る限りの事をしてあげたい。
 少しでも楽に過ごせるように。
 少しでも痛みがないように。
 と切に願い。引き続き 漢方やケアを続けていこうと思います。

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