月を愛でる

 今年も観月会を、はなれ空のテラスで開催しました。
手作りのお月見団子と、沖縄の炊き込みご飯(じゅーしー)シークワーサーりんごジュースで乾杯して。ささやかですが、ほのぼのした観月会となりました。
 お堀超しに上がるお月様は、美しく輝いていて本当に眩しいほどでした。
お月見団子に沖縄の黒豆、島ノニの蜜をかけて、琉球薬膳スイーツでのお月見。旧暦ではこの日はお盆にあたるので御先祖さまへの想いと感謝も込めてお供えしていただきました。
 このテラスで、このような集いがしたくて、大工さんに広く作ってもらったので、少しずつではありますが実現出来ている事に喜びを感じています。
 沖縄野菜などこだわりの食材、調味料で作る、琉球薬膳料理と、本格薬膳酒などを楽しんでいただける琉球薬膳コースも5名から6名様で事前ご予約を賜っておりますので、ご興味のある方は是非お問合せください。
 プレオープンという事で9月に2回開催させていただきましたが、漢方薬局だから出来る本格な薬膳スープもとても好評で、他のお料理もとにかく美味しかった!とのお声をいただいて本当に幸せで嬉しい限りです。
 頻繁に開催することは出来ませんが、手間暇をかけるからこその薬効も大きいので食の大切さも感じていただける時間になればと考えております。
 私たち人間は、食べ物なくては生きてはいけません。食べたもので身体も作られます。医食同源、沖縄の言葉で『ぬちぐすい』いのちのくすりと言われるように食べ物こそ、本来は薬になるものが多くあるのです。
 手軽に何でも手に入る時代だからこそ、手軽では無いものに価値もあるのかも知れません。

今年の中秋の名月は、まん丸なお月様でした。こんなにもまん丸な月を観られるのは7年後だそうです。
今年は両親もお月見が出来て喜んでくれました。

月の満ち欠けで暦を作り、生活の指標にする旧暦の生活が本来は日本人には合っているといいます。種まきは今でも旧暦で行われているように、日本の自然の流れには合っているのかも知れません。満月だけでなく、日々の月を愛で、その満ち欠けと体調などを照らしあわせて 健康管理を楽しむのもお勧めですょ。

 

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