今日は春分ですね。昨日は節分。節分は春分の前日、すなわち 季節が変わる前の日、大晦日のようなもので、近くの神社では「年越し豆」が配られています。節分は冬から春へと季節が変わる日です。古くから、冬から春へと季節の変わる日を一年の節目としていたので、今日からまた新しい一年が始まり意味をします。
私も、そのような季節の節目を大切にしています。節分には柊の枝を玄関に飾り、鰯を食べたり、炒った豆を撒いたり、歳の数食べたり。関西なので、恵方巻も恵方に向かって無言で一本食べ切ります。近年ではこの風習は全国にも広がっているようですね。
何故 鰯と柊なのでしょうか?それは鰯を焼く事で出る煙を鬼は嫌い、柊は鬼の目を刺す。とう意味から 鰯と柊の枝だそうですょ。鰯は焼くとたくさん煙が出ますし、手に入り易いお魚だからなんですね。
本来は鰯の頭を柊の枝に刺すのが風習ですが、猫ちゃんがたくさん集まってしまうので…我が家では柊だけで。
気温はまだまだ低いですが、陽射しは少し 春らしく暖かに感じるように思います。
そんな春分の日に、伝統生薬研究会の新年総会がありました。動物生薬の効果は私自身も 特に実感していて、お客様の症状を改善するにも 信頼できる存在です。勉強会では 動物生薬や漢方の効果効能を改めて感じながら、春分の日という、新しい歳の節目に 志しも 新たに 清々しい気持ちになりました。
空気が澄んでいたのと、気持ちの清々しさも合間って、神戸の夕日も夜景もひと際 綺麗に感じましたょ。