2016年の半夏生の日は7月1日です。
半夏生の日に蛸を食べる習慣が、ここ明石ではあります。関西の一部の地域でその風習があるそうで、その由来は諸説あるそうですが、一つは農作物が良く育つように 神様に蛸を備え、8本の脚でしっかり作物が根付くように願ったこと。また 半夏生の花が咲く時期とも言われています。
半夏は薬草で、半夏瀉心湯など漢方の方剤にも用いられ、胃腸虚弱の方の吐き気を止めたり、咳を抑えたり、胃腸を丈夫にするなどの効果が知られています。
半夏生の花が咲くと梅雨の終わりを告げるなども伝えられていて、この梅雨時期様々な意味の込められた日ですね。
梅雨、食欲が落ちる時期、疲労回復に有効なタウリンを豊富に含む 蛸を食べる事は、健康にも とても利にかなっていると思います。
明石の魚の棚では、毎年この時期、半夏生のお祭りが開催され、多くの人で賑わいます。
明石は蛸でも知られた街なので、半夏生の日に蛸を食べる風習も根付いているのかも知れませんね。
お客様が採れたばかりの蛸を持って来てくださいました。
一緒にいただいた立派なメバルは煮付けにしていただきました♪