今週はぐっと気温が上がり 春を感じる日も多くなりそうですね。日射しも 心なしか 春めいてきたように感じます。そんな春の訪れとともに 私の過酷な日々も少し和らいで来ました。娘たちの夜中のミルクも無くなり、言葉も少しわかるようになった事も重なって 少しの変化ではありますが、夜中 起きる頻度が減るだけでも随分と楽に感じます。
仕事と家事と育児と バタバタな事に変わりは無いですが、子ども達の成長が私にとっては 大きな幸せで。
先日、二分の一成人式で発表してくれた息子の言葉には 私への想いと感謝、もっとお母さんを助けたい。…と言った言葉が綴られていました。大きくなったらなりたい職業を発表しても良いテーマのようでしたが、息子にとっての一番の想いは、私を助けること。…嬉しさと 自分の事よりも 私への幸せを想える息子の成長が本当に嬉しかったです。私も一重に 息子の幸せを願い育てて来たので、その想いは確実に息子へと伝わっていたんだなぁと。そして、しっかりと強く成長している息子の姿に感極まるものがありました。
苦労してきた分、息子は自然と心の成長は早いのかも知れません。息子が書いてくれた文章は、20歳くらいで書いてくれるかな?と思っていたような内容だったので。私が思う以上にに成長を感じました。
先月末には、愛犬が他界して…
その子もまた 私と共に生きてくれました。
失明して、癌も患いながらも 小型犬で18年、この6月で19歳になるまで 頑張ってくれました。「ママのために死なないで。生きていてね」と漢方を飲ませながらずっと伝えてきたので、本当に頑張ってくれたんだと思います。我が子同然に育ててきて、息子が生まれるまではその子が私の一番の支えだったので。勿論 生まれてからも大きな心の支えでした。
私はその子の為に自分がもっとしてあげたかった事、何もしてあげれなかったように感じ自責の念で 大泣きしてしまった時も、息子は側で寄り添い じっと私の話しを聞いてくれて。最後に肩を撫でてくれました。
一緒にお骨を拾ってくれた息子はとても頼もしく感じました。
愛犬の死を乗り越えられたのも、子ども達が居てくれたからだと思います。 そして、亡くなった日も変わらず店頭に立ち 笑顔で接客させていただけたのは お客様のお陰さまです。
大好きなこのお仕事、そして大切なお客様がいてくださるから 悲しみを乗り越えて 頑張れたのだと思うんです。
自分自身、そんな自分の姿に、私もまたこうやって強く成長させてもらっているんだなぁ。…と。
人は悲しみが多いほど人に優しくなれる。と何かの歌詞にありましたが、本当にそうなんだと思います。
たくさんの経験が 息子を優しく強く成長させ。まだまだ至らないところはありますが、私もまた お客様の心の痛みがわかる人になれているのかなぁと。
こうやって乗り越えていける。それも また幸せだと感じます。
私は波乱万丈な人生ではありますが、幸せだと思うんです。笑
そんな心が養えたのは、家族や、お客様、たくさんの人たちの助け。そして漢方が無かったら無理だったかも知れません。
過酷な日々で、また得た幸せがありました。
春になり、暖かな陽射しとともに 皆様に幸せな道が開けますように