10月の漢方推進会の勉強会のテーマは子宮筋腫。
30歳以上の女性の4人に1人に子宮筋腫があるとうほど、身近な疾患の一つです。
子宮筋腫は、出来る場所や大きさによって症状は異なる場合が多いですが、子宮筋腫と診断されても ご自分がどの筋腫か知らない方も多いのでは無いでしょうか?
漿膜に出来る筋腫は、漿膜下筋腫。粘膜に出来る筋腫は粘膜下筋腫。筋層内に出来る筋腫が筋荘内筋腫。と場所により3つに診断が分かれます。
漿膜下筋腫は外に出来る為、妊娠などに影響が無い場合が多いですが、大きくなる傾向があります。
1番多いのが筋層内筋腫で、月経時 強い痛みをともなう事が特徴です。粘膜下筋腫はもろに子宮内膜に影響し、不妊の原因になりやすい筋腫でもあります。
漢方の服用では、筋腫を小さくする事や、子宮筋腫による症状を緩和したり、これ以上増やさない、大きくしない。などを目的にしています。
代表する漢方は 霊田七や、塊を取り去る目的の生薬を配合した漢方をその方に合わせて組み合わせ、改善して行きます。手術が決まっている方でも、手術時の出血を軽減出来る漢方もありますので、お気軽にご相談くださいね。