8月に入り、蝉の声も賑やかで 夏本番!といった感じでしょうか?…と言うのも いよいよ 出産に向けた 入院生活が始まってしまい、病院の中での生活で あまり外の世界がわからない環境で過ごしています。窓から見える景色では 青空と入道雲。私の大好きな夏空が広がっていますが、残念ながら 私は 外の気温も 音も殆どわかずです。8月まで 入院せずに居れた事は、一卵性の双子を授かる妊婦の中では、素晴らしいようで、たくさんのナースの方にも、本当に元気なのね〜!と言っていただいています。このお仕事をさせていただいていて、何よりの褒め言葉かな?!(笑)。ですが、まだまだ元気な私には少し早い入院に感じらて仕方ありません。
入院という 大きな節目に差し掛かり 感慨深いものがあります。私には出産に対して強い「想い」がありました。それは 自然分娩です。決して 帝王切開を否定しているのでは無く、あくまでも私の想いとしてお読みいただきたいのですが、上の子を産んだ時に感じた「産む」素晴らしさが忘れられず、長年過ごして来ました。例えようの無い痛みの陣痛に 数時間も耐え、泣き叫ぶ思いで やっとのことで産み落とした 瞬間の、絵も言えない幸せな感覚。「この子の為に 生きて行こう。」そう瞬間的に感じたあの時が まるで昨日のようです。今授かっているお腹の子達も 自然分娩で産みたい!産んであげたい!その想いが 真っ直ぐに 出産に向けて伸びて行くようで、お腹にこの子達を授かってから、それが ずっと私の願いで頑張って来ました。お腹の赤ちゃん達も、産まれて来たいと…本能的に感じて仕方なくて…。その想いを主人も汲んでくれて、一緒に病院もあたってくれたのですが、一卵性の双子のの自然分娩が、現実的に叶う病院は無く。当初の病院に戻る事になりました。この病院では100パーセント帝王切開ですが、こちらでお世話になることを決めました。 これ以上は、赤ちゃん達にも危険ですし、時間的なリミットもまた 気持ちの落とし所。だったかも知れません。自然分娩という願いは叶いませんが、私は私の「想い」に向けて 精一杯 動けた事が それが一番大切だったように感じています。いずれにしても、赤ちゃんを授かるというのは本当に素晴らしい事。お腹の中に宿る 命を感じる幸せは 言葉には出来ない物があります。赤ちゃんに会うのは楽しみだけど、お腹の中から居なくなってしまうのは 何とも言えない寂しさがある程。こんな幸せを1人でも多くの方に感じるていただきたい。授かりたい想いを叶えるお手伝いが出来たらと、日々想います。ライフスタイルや、妊娠、出産に対する想いも様々でしょう。そんな想いに寄り添い、子宝相談を続けて行きたいと思っています。
支離滅裂な文章になりましたが、入院生活では、一番に家族が恋しいです。亡くなった祖母も 最後は病院で息を引き取りましたが、最後の願いは、生きたい。という願いでは無く、「家に帰りたい。」でした。そんな 想いも 思い出しながら、始まったばかりの慣れない入院生活での経験を お客様に生かせる事が出来ればと思います。
写真は息子が入院する時に 持って行ってと作ってくれた 紙粘土です。寂しがりやの私が、入院中、寂しくないように…♡これもまた、息子の 想いのかたち。なのかも知れません。