身近な食育

近畿地方も梅雨入りですね。四季がある日本は素晴らしいですが、梅雨は雨続きで少ししんどいですね。雨景色も 風情を感じる日もありますが、私もやっぱり 晴れた方良いなぁ〜と思い 外を眺めています。

さて近年、よく話題にもなっている「食育」。少し難しく感じるかも知れませんが、赤ちゃんからお年寄りまでに通ずるもので、食を通して日々 豊かな心を育てる為にも、とても大切な事です。医食同源の東洋医学にとっても基本かも知れません。

私は難しくは考えず、日々を通して 食育を身近に感じいます。例えば、お料理をする時に子どもと一緒に食材に触れて、調理の過程を一緒に過ごしたり。特に お魚を捌くときは必ず一緒にするようにしています。内臓や卵、少しグロテスクに感じられるかも知れませんが、お魚や生き物の中には内臓があることも自然と学べますし、時には そのお魚が捕食した物がそのまま入っていて、食物連鎖も学べますね。今回は 大きめのハタハタが手に入ったので、一緒に調理してみたのですが、ハタハタからホタルイカがそのまま出て来て!息子と大はしゃぎでした。次々とお腹を触り、このハタハタはイカさん食べてないね〜など、そんな会話もとても大切なように思えました。ハタハタと言えば、一夜干しが美味しいですが、蒸し暑いこの季節 南蛮漬けにしてみましたょ。ハタハタは鱗の処理も無く、内臓の処理だけなのでお魚を捌くのが苦手な形にもお勧めですょ。素揚げした ハタハタを作っておいた南蛮酢にじゅーっと漬けると 息子が玉ねぎを乗せて♪その繰り返しが楽しかったようです。出来上がったハタハタの南蛮漬けは骨まで軟らかくいただけました。今年もお家でつけた新生姜を添えて♡爽やかな一品になりました。

ハタハタの旬は春と寒い季節。春の旬は終わってしまいますが、また寒くなると手に入りやすくなるので是非 お試し下さいね。

日々のお台所から 身近な食育。

食べることの大切さや、命をいただいているという有り難さ…豊かな心を育ててくれると思います。

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