日々の寒暖差がとても大きいですね。涼しくなると身体は少し楽になるはずが、日中は気温も上がる日もあり、また上がらない日もあり…涼しいを通り越して寒く感じるほどだったりと、なかなか調整が難しいですね。
気温の上がり下がりはメンタル面にも同じように影響します。着るものがわからないように、メンタルもまた振り回されている状態になります。もともと浮き沈みが大きくない方にはそれほどでもないかも知れませんが、心への負担は知らず知らず増えている場合があります。
また東洋医学では、秋は『憂』の季節、乾いた空気は肺を痛め悲しみや憂うつなどの感情を増強すると言われています。暑い日があるというものの、もう季節は秋。憂を違う漢字で書くと『愁』となるように、秋の心と表現されます。秋は心を痛めやすい季節です。ちょうど変わり目の今の時期に、肺を労わり補う漢方をとっていると、心や感情への負担の軽減にもなりますょ。咳が出やすい方や治りの悪い方も同じように、補ってあげると悪化せずに治る場合も多いので、ぜひ 肺を補ってあげてください。肺を補う代表的な漢方は双料参茸丸です。この漢方には腎機能を補う成分も含まれているので、腎の弱る冬に備えることもできます。
病気にならない、未病。という考えのように、早め早めの健康管理で元気に過ごせるといいですね。
空にはすっかり秋の雲です。年々四季はわかり辛くはなってしまいましたが、日本には四季があり、その自然の移り変わりとともに身体は変化し、それをまた大切にして生きてきた生き方があります。
私は毎日、空を見上げて、空と会話するような気持ちで雲の様子や、空の色、風の流れを感じるようにしています。
実際に聞こえる訳ではないかも知れませんが、空の声が語りかけてくれているような気持ちになり、心の憂も癒されるようです。
