能勢町には 菊炭という 大変綺麗な炭を焼く炭焼きの釜があり、その菊炭の会の方の企画で、夜の山の斜面に白い布を張り、光を照らし 昆虫を集め観察するという 昆虫観察会に参加させていただきました。
昆虫は得意ではありませんが、夜の山に入って観察する機会はなかなか無いので、とてもワクワクして参加させていただきました。
山の斜面を下ってから、また登り しばらく 歩くと 早速 カブト虫のメスや、これから成虫になるために 木に登る 蝉の幼虫、ヒグラシなどに出会いました。 ヒグラシの声を皆さんは聴いた事はあると思いますが、夏の夕方、山の中に響く 声が なんとも言えず私は好きです。都会では聴くことはあまり出来ないと思いますので、私にとっても、旅先やキャンプ の夕暮れを思い出させてくれる声でもあります。声の印象と違い、ヒグラシも蝉の仲間なんですね。とても綺麗な透明の羽をしていました。
日が落ち 辺りは新月という事もあり、真っ暗で 虫達も沢山集まってくれました。
長崎から駆けつけてくれた昆虫博士の方が詳しく 解説もしてくれて、虫に対して とても興味が湧きましたょ。
観察した昆虫達は 山に返して、また来年も会えますように‥
翌日は 空瓶で 風鈴を作りをしました。
子どもの頃の夏休みを思い出す とても素敵な休日でした。
写真の大きな木は、天然記念物の 野間の大ケヤキです。
コノハズクの赤ちゃんも無事に巣立ったそうですょ。