40代の自然妊娠の確率はかなり低く、流産の確率は20代に比べると約2倍。と年齢を重ねると赤ちゃんを自然に授かる確率は難しいのが現実です。ですが、41歳 双子の赤ちゃんを自然妊娠。19歳の時には子どもは授からない。と診断されたていたこの女性。実は私です。
私は、19歳の時 突然の大量出血で 産まれて初めて産婦人科を受診しました、すごく不安でいっぱいだった事は記憶にありますが、今ではどんな診察だったのが どんな内容だったのかは覚えていません。ただ、鮮明に覚えている事が、ドクターから言われた 「あなた子ども出来ないですょ。」という言葉でした。まだ19歳の私は理由も聞けず、ただただ落胆と途方に暮れて 帰路に着いたのを覚えています。その事は両親にも相談出来ず、それからは お付き合いする男性は 子どもを望まない人…。と決めていました。幼い事の夢は 花嫁さん。そんな私には赤ちゃんも本当は欲しかったけど、赤ちゃんが出来ない。という現実と向き合う強さもその時は無く 夢も希望も閉ざした20代だったように思います。でも 街で見かける ベビーカーを押すママの姿が眩しく、妊婦さんは正直とても 羨ましかったです。
そんな日々が過ぎ、両親に話せたのは20代も後半に差し掛かった頃でした。今からでも遅くないのかな…と、赤ちゃんの事だけでなく 授かない身体には何か理由があるはず。それをまず治したい。そんな想いで 漢方を飲みました。それからしばらくして 赤ちゃんを授かりました。33歳の時でした。
その後は約9年シングルマザー…。人生は本当に厳しい物だなぁ…と…。授かる身体は出来たけれど パパは居ない。相手が居なければ 赤ちゃんは授からないですもんね。でも 私は いつか 必ず 息子にもパパが出来て、また赤ちゃんを授かって幸せな家庭を築けると 信じて来ました。誰も保証はしてくれないけど、私は 自分の未来を信じて来ました。根拠の無い 確信…。それを持ち続けるのは難しい事だったかも知れなけど それを支えてくれたのは友人達 両親、そして漢方です。 幸せを掴むチャンスが来た時に、もしも相手も望んでくれたのなら、 いつでも赤ちゃんを望めるような健康な身体を保ち続ける。それが 遠いようで、未来を信じる私の近道でした。何かを信じ その為に 続ける事は不安を和らげてくれるようにも思えました。何年も何年もかかったけれど 41歳で 自然妊娠。現在42歳妊娠中。それも双子ちゃんを授かって。本当に信じて来て良かった。心からそう思いました。
赤ちゃんを望もうと思った時には 41歳でしたが、私は希望は捨てていませんでしたょ。勿論 確実に赤ちゃんを授かる保証はありません。でも 希望を持って 未来を信じてもらいたい。そう思うんです。闇雲に未来を信じるのでは 無く、その為に 日々出来る事を続ける。それが、大切ではないかと思います。
赤ちゃんの事だけでは無く、全てのご病気もそうです。くじけそうになったり 諦めたくなるのは当たり前。でも やっぱり前を向いてもらいたい。
私が 少しでも 希望になれたら。…とおこがましいですが そう願います。
一卵性の双子という事で、入院期間が通常よりも長い可能性もあり、店頭での不在期間が余儀なくされる事に関して、ご迷惑をおかけ致しますが、私に出来る限り 不在期間でも対応はさせていただけたらと思っております。復帰も出来る限り早くする予定です。私は不在ですが、丸中薬局は通常通り営業しておりますので 引き続き ご愛顧のほどよろしくお願い致します。これからもブログも 更新しますね。梅雨の時期ですが なるべく気分転換して、元気にお過ごし下さいね。