夏の養生

8月になりましね。照りつける太陽の眩しさが去年にも増して強く感じます。実際に太陽フレアの影響もあるようで、炙られるような暑さです。暑く感じるので身体へのダメージを強く実感でき紫外線対策には皆さまきっと注意されていると思うのですが、スマホなどのブルーライトも紫外線とは違う波長ではあるものの、シミやシワの原因になったり網膜にダメージを与えたり、脳に火傷のような状態をおわす可能性も指摘されています。もちろんブルーライトカットグッズも多く出てはいますが、問題なのは使用時間です。太陽は夜の間は沈んでいるので、一日中浴びることはまず考えられません。スマホやパソコン、タブレットは
もし同じものを使いつづけてなくても 複数を一日中使っていれば、かなりの時間浴びていることになってしまいます。スマホでYouTubeやテレビを観ている方などは知らないうちにかなりの時間になりますね。これらのツールが脳に与えるダメージは大きく、ご老人などではアルツハイマーや認知症の進行を10倍早まる。とも言われいますょ。タブレット学習での学力低下がはっきりしたとしてノルウェーはタブレットを禁止にしました。諸外国では使用時間を厳しく制限していますが、日本はほとんど規制なく、それどころかまだ進めようとしています。子どもの斜視も増えています。私が感じるのは、小さな画面の中で刺激的に動く映像ばかりをみていると実際のリアルな物からの感動を得る力も、見る力も薄れてしまうようで。私は子ども達に スマホやタブレットは家庭では今も使用していなくて、下の双子もまだゲームもしていないのですが、その分 様々な興味や発想力、会話力は豊かかなぁと思います。もちろん育児の労力は大変かもしれませんが、お出かけ先でも 食事中でも会話は尽きませんしせっかくの景色もたくさん吸収してくれるようで、帰宅後、絵を描いたりしてくれます。私は本当に良かったと感じます。タブレット学習についていけないから早めタブレットを持たせる。という意見も未就学時からありますが、刺激の強いタブレットは子どもはすぐに覚えるので、学習で使用しないといけなくなってからでも子どもは充分に順応していますょ。

スマホやタブレットからの、脳へのダメージもわかっているので、使用時間への見直しや、それ以外のことでの子どもとの関わりを少し 考えてみてもらえたらいいなと。
時代錯誤かと思いながらですが、伝え続けたい気持ちでいます。
電磁波やブルーライトの身体への悪影響も、安全性が認められているのではなく、危険性を証明できないから中止しない。と。安全だから使えている。のでは無い事を知ってもらえたらいいなと思います。
強い紫外線とブルーライトのダブルでは子ども達のダメージは計り知れない夏になっています。目のダメージを軽減してくれる『晴明丹』は必須になりました。
様々な養生を取り入れる前に、まずは ネガティヴな要因を少しでも減らす養生をしてみては如何でしょうか?

先日、海辺で木を見上げて何度も周りを回っている少年に出会いました。他の子達はスマホやゲーム。
その少年が私をみてくれたので、『何かいるの?』と話しかけてみると、『この木に6種類昆虫がいるんだ』と。目をキラキラさせて、『ここにナナフシと カミキリと、』と話して教えてくれました。擬態したように隠れる昆虫達を私はすぐには見つけられないほどでしたが、良く見ると大きなカマキリが。『立派だね』と私、『うん』と笑顔で真っ直ぐみてくれるその子に涙が出そうになりました。まだこんな綺麗な目をした子がいるんだ。と。本当に嬉しくなりました。
私の子たちも、知ってたょ!虫さん見つけてたょ!と。

忘れられてしまいそうな、子ども達のきっと本来の姿がまた増えると良いな。と願っています。

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