不妊症の原因は、女性にあるように考えられる事も多いかも知れませんが、男性に原因がある場合、男性と女性ともに原因がある場合を合わせると、WHOの発表では、男性が不妊症に関わるケースは実に50パーセント近くある事がわかっています。
原因は大きく3つに分かれ、1つは造精機能障害、2つ目は精子機能障害、もう1つは精機能障害です。
東洋医学的には、男性の不妊症には共通して、「腎虚」という弁証が出来ます。腎虚とは、ホルモンバランスの低下、精機能の低下、生命力の低下、老化などの症状を指しますが、
この腎虚を改善するのが「補腎薬」です。補腎薬には様々ありますが、動物生薬が効果が強い事で知られえいます。例えば鹿茸。もちろんこれは、女性にも有効です。また男性は「気」に影響される事が大きいので、補腎に合わせて、ストレスに良い漢方を合わせたりと、個々に調整しながら 補腎する事が大切です。漢方で補腎や、気の巡りを良くする事が出来るので 妊活には有効だと思います。
それと飲酒も大きく関わるので、赤ちゃんを望んでいる方は 少しお酒を控える事も大切かも知れませんね。