東洋医学の魅力

 3月の声が聞こえるとすっかり春らしくなり、明石公園の梅の花も満開で、寒い冬がようやく終わりを迎えて穏やかな日が訪れるような、ホッとした温もりを感じています。
 私は丸中薬局で育ったので幼い頃から漢方薬は常に身近な存在で、病院に行く事はほんとに記憶にないほど、どんな病気も漢方で治してもらって大きくなりました。
『漢方はすぐに効かない。』というイメージも持たれる方もありますが、実は違って、急性の症状には即効性のある漢方もあります。勿論それはきちんとその方の『証』合う漢方を使えば。の話で、漢方は見立てが大切です。
いかにその方に合う漢方薬を合わせられるか。がポイントなんです。最近はAIなどで症状を聞けば、合う漢方薬を答えてはくれるようですが、実はこの方法自体が西洋医学の処方の考えに近く、『症状から薬をだす』『この症状にはこの漢方』となってしまうのですが、本来の東洋医学、中医学は望、切、診、聞といって その方の声や肌の色や声の質感や目の動きや、臭い、脈の強さ速さ遅さなどなどで。その方から伝えらる情報を感じ、私たち中医師は漢方や中医薬を合わせていくもので、お伝えいただく症状はもちろん情報としてはお尋ねはしても、本質的なところは感じ取りながらともにわかるもの。というのがベースにあります。丸中薬局でのデータはその方お一人お一人の脈の流れをみていくので、よりお客様と共有しやすくはさせて頂いておりますが、お一人お一人の細やかな情報が何よりも大切で、そこから導いて感じ漢方を合わせさせて頂いております。
自然薬の考えもそうですね。人は血が通っていて。そしてまた誰ひとり同じ人はいないので、その部分はとても大切にしたいです。AIが急速に普及する中、活用するこで格段に伸びて生かせれる分野と、そこには無い東洋医学の大切な魅力を私は守って行きたいと思っています。

随分と昔の映画ですが、操っていたつもりが知らぬ間にどんどんと知能をつけたロボットが人間を支配しようとする。。。そんな世界をふと思い出しました。
今はそんな想定も回避できるようになっているのかも知れたませんが、AIを育てた先に思考をAIに委ねすぎてしまうリスク。みたいなものが頭をよぎりました。

人間には命に限りがあります。考えること、試行錯誤すること。迷うこと。自分の意思で決めること。悲しむこと。後悔すること。それもまた人間なので。
私はそんな人間らしい気持ちにも寄り添えると良いな。と日々思い 今日も漢方を考えています。

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